自動ドアの保守点検・メンテナンス 自動ドアの修理について

正規の自動ドア業者であれば、きちんと提案内容をまとめた見積書を出したうえで工事に取り掛かります。近年では、見積書を出してもらえないまま修理・交換作業に入り、工事終了後に高額費用を請求されてしまう事例が多数ご相談いただきます。

正式なお見積もりを提示せず、広告に表示された料金を示すだけの業者は信用ならないと判断しましょう。また、お申し込みする際は、正確な見積書が出るまで発注できないことをハッキリと伝えましょう。

「寺岡オートドアから来ました、自動ドアの点検をさせてください」といって安心させ、「経年劣化している」「センサー異常が起きている」などと言葉巧みに修理へ誘導する詐欺事件が起こっています。私たちは、事前連絡なしに訪問・点検を行うことはありません。

点検作業やトラブル対応で訪問することはあっても、必ずお客様からの依頼や事前了承があって行われます。もし不審な自動ドア業者が現れたら、国民生活センターに不審な者が現れたと通報してください。

悪質な自動ドア業者とのトラブルは、電話口での指示にしたがって、お客様ご自身の手で解決するケースも多数ございます。無償点検と称して実態のない点検作業を行ったことにして、実際には簡易的な調整・修理で済む内容について「部品を交換しなければならない」「自動ドア一式まるごと交換しなければならない」など、不要かつお金のかかる工事を勧めてくるのが、自動ドアの悪徳業者にみられる典型的な手口です。
自動ドア本体を交換すれば工事費用は高額になりますから、点検の際に工事や修理の必要性を迫られても、安易な回答は避けるようにしてください